自動ノズル検査装置
概要
本機は、独自の技術とソフトを利用して紡糸ノズルの詰まり、孔の変形、深度を自動で計測するものです。サンプルのノズルは、XYステージに搭載され、ノズルの孔の位置情報は、マクロカメラにより自動でパソコンに取り込まれます。測定が終了すると、測定データの良否判定が行われ、そのデータと検査履歴はパソコンに保存されます。測定値が、基準値と比較して差が有る場合、測定したノズルの孔にマーキングをつけて、必要であればエアークリーニングを行い、再検査されます。
特徴
- 独自の技術でノズルの搭載が簡単、容易です。
- オートフォーカスとミクロカメラにより、高精度の測定が可能です。
- 各ノズルの計測履歴は、コンピューターに入力され、計測記録として保存され、ノズルのラッピング履歴等の寿命管理に利用可能です。
主仕様
計測システム | マクロ CCD カメラ:孔位置情報の認識用 ミクロ CCD カメラ:オートフォーカスを利用した各孔の測定計測用 |
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計測項目 | 孔の詰まり、変形(ダレ)、深度 |
測定ノズル | 寸法 50mm~120mm dia. |
測定ノズル孔 | 0.2mm~0.4mm dia. (お打ち合わせにより変わります) 孔形状:丸孔、三角、その他異形 |
良否判定 | 丸孔:輪郭測定による 異形孔:面積測定による |
搭載ノズル数 | 1個 (標準) |
機台寸法 | 140(W) x 140(D) x 175(H) cm、約700 Kg |